起業や副業のためにバーチャルオフィスを探していると、必ず比較候補に上がってくるのが「レゾナンス」です。月額990円から都心の一等地で法人登記ができるという安さが魅力ですが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。
ネット上には安さをアピールするサービスが溢れていますが、本当にビジネスの実務に耐えうるインフラなのか、不安に感じる方も多いはずです。
今回は、自身も会社員時代に副業からフリーランスを経て起業したAAIIのフジヰにインタビュー。弊社で事業支援をしている起業家たちのリアルな体験談を交えながら、レゾナンスの最大の特徴である「スタッフ常駐」がもたらすメリットと、目的別のおすすめバーチャルオフィスを徹底解説します。
安さだけじゃない。レゾナンス最大の強みは「人がいる安心感」
AAII編集部: 格安のバーチャルオフィスが乱立する中で、レゾナンスは非常に人気が高い印象があります。数ある業者の中で、なぜレゾナンスが選ばれているのでしょうか。
フジヰ: 月額990円から法人登記ができるというコストパフォーマンスの高さももちろんですが、レゾナンスが実務派の起業家から高く評価されている最大の理由は、「全店舗にスタッフが常駐していること」です。
AAII編集部: スタッフが常駐していると、無人のバーチャルオフィスと比べて何が違うのですか?
フジヰ: ビジネスの現場において、この差は天と地ほどあります。 例えば、月額ワンコインのような超格安バーチャルオフィスの多くは、住所だけを貸し出す無人運営です。届いた郵便物は週に1回、アルバイトや外部の業者が回収して転送するだけ、という仕組みがほとんどです。
しかし、実際に法人を設立して事業を回し始めると、「今すぐ受け取りたい急ぎの書類」や「転送不要の書留」が頻繁に届くようになります。無人オフィスだと、こうしたイレギュラーな事態に全く対応できません。
実録:無人オフィスで起きた「来客」と「郵便」のトラブル
AAII編集部: 無人オフィスを選んだことで、実際にトラブルになった事例はあるのでしょうか。
フジヰ: 弊社が支援している起業家の方々の間でも、いくつも苦い経験談があります。
例えば、ある「BtoB向けの営業コンサルタント」の方の事例です。彼は初期費用をケチって、完全無人の格安バーチャルオフィスを名刺に載せていました。ある日、近くまで来たというクライアントから「今からオフィスに寄ってもいいか」と突然の連絡が入ったんです。 無人オフィスなので当然対応できず、慌てて「今は全員リモートワークでして」と誤魔化したそうですが、後日そのクライアントがビルの管理人に尋ねたところ、「そんな会社は入っていない、ただの私書箱だ」と言われてしまい、信用を失って契約を切られてしまいました。
AAII編集部: それは恐ろしいですね。レゾナンスなら防げたのでしょうか。
フジヰ: レゾナンスであれば、全店舗の受付にスタッフが常駐しています。もし突然クライアントが訪ねてきても、スタッフが「あいにく〇〇はただいま外出しております」と、本物の自社スタッフのように丁寧に対応してくれます。この防波堤があるかないかで、精神的な安心感が全く違います。
もう一つ、「ECサイトを運営するフリーランス」の方の事例もあります。 銀行から法人口座のキャッシュカードが「転送不要の簡易書留」で届いたのですが、無人オフィスだったため受け取れず、銀行に送り返されてしまいました。結果的に口座開設の審査が白紙に戻ってしまったんです。 レゾナンスの場合、常駐スタッフがサインをして書留を代理受領してくれるため、こういった致命的な実務の遅れを防ぐことができます。さらに、急ぎの場合は直接店舗の窓口まで取りに行くことも可能です。
都心の一等地を「自分の活動拠点」として使える
AAII編集部: スタッフがいることで、実務上のトラブルを未然に防げるわけですね。立地や拠点についてはいかがですか。
フジヰ: レゾナンスは、浜松町、青山、銀座、新宿、渋谷など、都内のビジネス一等地に店舗を構えています。これも大きなメリットです。
名刺に「港区浜松町」と書けるブランディング効果はもちろんですが、どの店舗も駅から近く、非常にアクセスが良い場所にあります。直接郵便物を取りに行ったり、併設されている貸し会議室でクライアントと打ち合わせをしたりと、単なる住所貸しではなく、本当の意味での「自分のビジネスの拠点」として使い倒すことができます。
実務の悩みに合わせた、バーチャルオフィス4選
AAII編集部: レゾナンスの強みがよくわかりました。では、自分のビジネスの状況に合わせて選ぶ場合、他社と比較してどのように検討すれば良いでしょうか。
フジヰ: 私が起業家やフリーランスの方に相談された際、実務の悩みやフェーズに合わせて以下の4社を提案しています。
1. 有人対応と都内拠点の利便性で選ぶなら
レゾナンス 今回解説した通り、月額990円からという安さでありながら、全店舗スタッフ常駐という安心感が最大の武器です。急な来客対応の防波堤が欲しい方や、都内でフットワーク軽く動き回り、必要があれば直接店舗に郵便物を取りに行きたいという実務派のフリーランスに最もおすすめです。
2. 口座開設のスピードと総合力を最優先するなら
GMOオフィスサポート 初期費用0円で、何より法人口座の作りやすさにおいては頭一つ抜けています。東証プライム上場のGMOグループの信頼感と、GMOあおぞらネット銀行とのシステム連携により、最短で事業のスタートダッシュを切りたい起業家にとっては最強のインフラです。
3. 一等地のブランド力で勝負するなら
DMM バーチャルオフィス 誰もが知るDMMが運営している安心感に加え、銀座や渋谷などの洗練されたアドレスを月額660円から利用できます。クリエイターやコンサルタントなど、名刺やWebサイトに記載した際の「見え方」や「ブランド力」でクライアントからの信頼を勝ち取りたい層に強くおすすめします。
4. 登記と郵便物転送のコスパを極めるなら
バーチャルオフィス1 月額880円という低価格の中に、法人登記と月4回の郵便物転送が含まれています。他社ではオプション料金が加算されがちな機能が最初からコミコミになっているため、毎月のランニングコストを完全に固定化しつつ、実務の書類もしっかり受け取りたいという手堅い経営を志向する方に最適です。
まとめ:ビジネスを止めないインフラを選ぼう
AAII編集部: 最後に、バーチャルオフィスを検討している方へメッセージをお願いします。
フジヰ: バーチャルオフィスを選ぶ際、どうしても「月額いくらか」という目先の数字にとらわれがちです。
しかし、今回お話ししたように、郵便物が受け取れない、急な来客に対応できないといった実務のトラブルは、数百円の節約を一瞬で吹き飛ばすほどの損失を生みます。
レゾナンスのように「人がいる」というインフラをはじめ、各社の強みをしっかりと理解し、自分のビジネスを絶対に止めない、信頼できるパートナーを選んでください。